【2月20日 AFP】ソチ冬季五輪は19日、クロスカントリースキー男子チームスプリント決勝が行われ、フィンランドが金メダルを獲得した。

 フィンランドはドイツが最後の下り坂で転倒したことも手伝い、優勝の有力候補たちを退けて金メダルを獲得した。

 サミ・ヤウホヤルヴィ(Sami Jauhojaervi)とイーヴォ・ニスカネン(Iivo Niskanen)のペアは、それぞれが交互に3周ずつを滑る過酷なレースを23分14秒89で制すと、叫び声を上げて勝利を喜んだ。

 一方、ドイツはほぼ金メダルを手中に収めていたかに見えたが、ティム・チャルンケ(Tim Tscharnke)が最後の下り坂でヤウホヤルヴィとスキーを接触させてしまい、転倒した。

 ロシアは危うくチャルンケの転倒に巻き込まれそうになったが、ニキータ・クリュコフ(Nikita Kriukov)が何とか持ちこたえると、23分15秒86で銀メダルを獲得した。3位にはスウェーデンが入り、銅メダルを獲得した。(c)AFP