【10月23日 AFP】女子ゴルフ、ニュージーランド出身の神童リディア・コー(Lydia Ko)が23日、プロ転向を表明した。

 16歳のコーは、11月に行われる米ツアーのシーズン最終戦、米フロリダ(Florida)州で行われるCMEグループ・タイトルホルダーズ(LPGA CME Group Titleholders 2013)でデビューする計画を立てている。

 14歳だった2012年、オーストラリア開催のニューサウスウェールズ・オープン(New South Wales Open 2012)でプロツアー史上最年少優勝を飾って以来、天才少女がいつプロに転向するのかどうかについては、常に憶測が飛び交っていた。

 16歳となった現在はプロツアー通算4勝、世界ランキングで5位につけているが、アマチュア資格を保持し続けているため、200万ドル(約2億円)を超える賞金を受け取ることができず、さらに数百万ドルに上るその他の収入も手にできていない。

 通常、米女子ツアーでは18歳以上の選手にのみメンバーシップを制限しているため、コーはプロ転向のためにはツアー側からの特例が必要となっていた。

 コーはソーシャルネットワーキングサービス(SNS)に「本日、非常に大きな決断をしました」と投稿した。

 投稿に添付されたビデオ映像でコーは、「やります。プロ転向です。プロとして11月中旬のフロリダの大会に出場したいと思っています」とコメントしている。(c)AFP