【10月12日 AFP】2014年サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)南米予選は11日、各地で行われ、エクアドルが1-0でウルグアイに勝利し、本大会出場に前進した。

 エクアドルの決勝点は前半30分、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)に所属するルイス・アントニオ・バレンシア(Luis Antonio Valencia)の低いクロスに走り込んだジェフェルソン・モンテーロ(Jefferson Montero)が記録した。

 この勝利でエクアドルは、15日に行われるチリとの最終戦で勝ち点1を獲得すれば、自動的にW出場が決まる予選4位以内が確定する。そして敗れたウルグアイは、南米予選5位としてアジア代表ヨルダンとの大陸間プレーオフに回ることが濃厚となった。

 ウルグアイとの激戦を制したエクアドルは、このまま行けば2006年のドイツ大会以来となるW杯出場となる。

 2010年の南アフリカ大会でベスト4まで勝ち残ったウルグアイは、モンテビデオ(Montevideo)で行われる最終戦でアルゼンチンに勝利すれば、エクアドルまたはチリを上回る可能性が残されているが、直接対戦するエクアドルとチリが両方にとって有益な結果となる引き分けに終わることになれば、アルゼンチン戦の勝利さえ無意味になる。(c)AFP