【2月20日 AFP】スペインで16日、尼僧姿の女性モデルがセクシーなポーズをとっている写真の展覧会が開かれ、カトリック教徒や保守系団体などから「神への冒とくだ」と激しい抗議の声が上がっている。

 問題となっているのはカナダのアーティスト、ブルース・ラ・ブルース(Bruce LaBruce、48)の写真展覧会「Obscenity(わいせつ)」。展示には、スペインの女優ロッシ・デ・パルマ(Rossy de Palma)が白と黒の修道衣に透明のコルセットを着け、歯の間にロザリオをくわえた写真などが含まれている。

 また別の写真では、スペインの人気歌手アラスカ(Alaska)が聖体拝領用の聖餅を舌に乗せ、セクシーな聖人姿に扮(ふん)している。

 写真展は16日にマドリード(Madrid)のギャラリーで始まったが、カトリック団体「Eucharistic Ministry」が非難し、「神への冒とく」に抗議するデモを17日に展覧会場前で行うことを呼び掛けた。

 ラ・ブルースの作品は過去にも抗議や検閲を度々受けている。ラ・ブルースはギャラリーのウェブサイトに「聖人の人生は、昇華された性の恍惚(こうこつ)の行為に満ちている。『Obscenity』は聖と俗が一点に集まる最も聖なる場所を描写したポートレート群だ」と書いている。(c)AFP