【3月31日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘンは30日、DF伊藤洋輝が今シーズン2度目の右中足骨骨折と診断されたことを発表した。

伊藤は勝利した29日のザンクトパウリ戦で負傷。昨夏にVfBシュツットガルトから加入した伊藤は、同じけがでシーズン前半を欠場し、2度の手術を受けている。

伊藤のけがでバイエルン守備陣の負傷禍は深刻化している。チームではすでにダヨ・ウパメカノとアルフォンソ・デービスが離脱し、伊藤を含めて全員がシーズン絶望となっている。

デービスはカナダ代表の試合中に膝の前十字靱帯断裂の重傷に見舞われ、ウパメカノも膝のけがで復帰は早くとも5月が見込まれる。

他には主将のGKマヌエル・ノイアーが欧州チャンピオンズリーグの試合でふくらはぎを負傷し、復帰が待たれている。3月の復帰予定だったが回復が遅れている。

バイエルンに残るCBは、ベテランのエリック・ダイアーと金ミン哉で、金はアキレス腱の問題で今月1試合を欠場していた。

バイエルンは現在、昨季王者のバイヤー・レバークーゼンに勝ち点6ポイント差をつけて首位に立っている。(c)AFP