【3月29日 AFP】ミャンマー中部を震源とするマグニチュード(M)7.7の大地震について、軍事政権は29日、これまでに1002人が死亡、2376人が負傷したと明らかにした。

28日に発生したこの地震では、同国の広範囲に甚大な被害が生じた。

震源に近いミャンマー第2の都市マンダレーでは、多数の建物ががれきの山と化したほか、何世紀も前に建てられた仏塔も一部が崩落するなど、甚大な被害が出ている。

ミャンマー国内では六つの地域・州で非常事態が宣言されているが、通信が不安定で被害の全容は明らかになっておらず、死者数はさらに大幅に増加する可能性が高い。

映像はマンダレーと首都ネピドーで28、29日撮影。(c)AFP