【3月28日 AFP】フランスのエマニュエル・マクロン大統領は27日、ロシアとの戦闘終結後にウクライナに「再保証部隊」を送る努力を英国と主導していると述べた。

マクロン氏はパリで開かれたウクライナ同盟国による首脳会談後、「この再保証部隊は、ウクライナが望んでいる英仏の提案だ」「ロシアの潜在的な侵略に対する抑止力を持つ」と述べた。

「今のところ全会一致ではないが、これを行うために全会一致は必要ない」と付け加え、英仏の代表団が数日以内にウクライナに向かい、この件とウクライナ軍の将来の形について話し合うと発表した。

「欧州数か国による再保証部隊が(ウクライナに)派遣される」とマクロン氏は述べ、この部隊は平和維持軍や前線に展開する部隊、あるいはウクライナ軍の代替となるものでもないと強調した。

また、ウクライナの欧州の同盟国すべてがこの部隊に代表されるわけではないと強調し、一部の国は「能力がない」か、「政治的な状況」により消極的であると述べた。

マクロン氏はまた、首脳会談ではキア・スターマー英首相と欧州の「安定した永続的な平和のための行動連合」を率いることで合意したと付け加えた。(c)AFP