【3月26日 AFP】2026年サッカーW杯北中米大会の欧州予選は25日、各地で試合が行われ、グループIのノルウェーはアーリング・ブラウト・ハーランドのゴールなどでイスラエルを4-2で下し、2連勝で組首位を守った。

先制後、55分に同点ゴールを許したノルウェーだったが、その4分後にアレクサンダー・ソーロートが勝ち越し弾を決めると、65分にクリストフェル・アイェルが追加点を奪い、83分にはハーランドが4点目を挙げた。エストニアは、最終的に10人同士になったモルドバとの一戦を3-2で制し、イスラエルを抜いて2位に浮上している。このグループではイタリアがまだ試合を行っていない。

グループJのウェールズは、北マケドニアに終了間際の先制点をプレゼントしてしまったものの、その後泥臭いゴールで追いつき、1-1で引き分けた。

敵地スコピエでウェールズは90分までスコアレスとしていたが、アディショナルタイム1分にMFジョー・アレンがやみくもなバックパスを出すと、これをインターセプトした北マケドニアのボヤン・ミオフスキに先制点を許した。

試合の追加時間は4分取られていたが、5分が経過する中でウェールズはペナルティーエリア内にロングボールを入れると、キーファー・ムーアが落としたボールを最後はデビッド・ブルックスが押し込み、同点に追いついた。この結果、両チームは勝ち点4でグループ首位に並んでいる。有力候補のベルギーが6月に予選のスタートを控える中、リヒテンシュタインを2-0で下したカザフスタンが3位となっている。

グループLのチェコはジブラルタルを4-0で圧倒し、フェロー諸島を1-0で破ったモンテネグロを得失点差で抑えて首位に立っている。この組のトップシードであるクロアチアもまだ試合を行っていない。(c)AFP