【3月16日 AFP】ラグビーシックスネーションズは15日、第5節の試合が行われ、フランスはスコットランドを35-16で下して3年ぶりの優勝を果たした。

前半を16-13で折り返したフランスは、後半に4トライを重ねてボーナスポイントを獲得し、イングランドを勝ち点1差で上回った。優勝はグランドスラム(全勝優勝)を達成した2022年以来。FBトマ・ラモスが20点を挙げ、前週のアイルランド戦で負傷したチームの象徴アントワーヌ・デュポンの不在を感じさせなかった。

イングランドは68-14でウェールズを圧倒したが、勝ち点1届かず。それでも54点差勝利は、2006年の50-10の大勝を上回ってシックスネーションズのウェールズ戦では過去最大の得点差となった。

一方のウェールズはこれでテストマッチ17連敗を喫した。シックスネーションズでは11連敗で、初めて2年連続の最下位となった。

アイルランドもイタリアを22-17で下したものの、フランスと勝ち点2差の3位で3連覇を逃した。イタリアは勝ち点5の5位で大会を終えた。(c)AFP