デュポンに「新たな試練」 右膝靱帯断裂の重傷 ラグビー仏代表
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【3月10日 AFP】ラグビーフランス代表主将のアントワーヌ・デュポンが9日、右膝の前十字靱帯(じんたい)断裂で「数か月間」離脱すると発表した。
デュポンは、8日に行われたシックスネーションズのアイルランド戦で負傷。密集の中で相手選手に脚の上に乗られたように見え、そのまま交代していた。
デュポンはインスタグラムで「前十字靱帯断裂だ」と明かし「新たな試練の始まりだ。数か月後にピッチで会おう」とコメントして力こぶの絵文字を添えた。
また「(シックスネーションズの)最後の試合を前に仲間のもとを離れなければならず、心の痛みの方が膝の痛みよりも大きい」とし、「きのうの試合を誇りに思うし、全力で応援している。みんなならやり遂げられる」とチームメートにエールを送った。
アイルランドに42-27で勝利したフランスは、15日の最終節スコットランド戦に勝利すれば2022年以来のシックスネーションズ優勝となるが、デュポン抜きでの戦いとなる。
所属クラブの仏スタッド・トゥールーザンも、チャンピオンズカップとリーグ終盤戦をデュポン不在のまま戦うことになる。
デュポンは2018年にもアイルランド戦で前十字靱帯を断裂して8か月間離脱しており、膝を痛めるのは今回が2回目だった。(c)AFP