中国の宇宙ステーション 初の外国人飛行士受け入れを計画
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【3月6日 CGTN Japanese】中国有人宇宙飛行事業弁公室によると、中国は今後数年以内にパキスタンの宇宙飛行士が中国の宇宙飛行士と共に中国の宇宙ステーションに入り、短期飛行任務を遂行するよう手配する予定です。
2月28日、パキスタンの首都イスラマバードで、中国有人宇宙飛行事業弁公室とパキスタン宇宙・高層大気研究委員会が中国の宇宙ステーション・ミッションにおけるパキスタン人宇宙飛行士の選考、訓練、参加に関する協力協定に正式に調印しました。協定の調印は中国政府が初めて外国人宇宙飛行士を選考・訓練することを意味し、中国の宇宙ステーションは初めて外国人宇宙飛行士の訪問を受けることになります。
計画によると、双方は約1年をかけて選考プロセスを完了させ、パキスタンの宇宙飛行士は中国で体系的訓練を受けます。中国の宇宙ステーションのミッション計画の取り決めによると、今後数年内に適切な時期を見てパキスタンの宇宙飛行士は中国の宇宙飛行士と一緒に宇宙ステーションに滞在し、短期ミッションを遂行する予定です。
「天宮」と呼ばれる中国の宇宙ステーションは2022年12月31日に正式に完成が宣言され、国際宇宙ステーションに次いで軌道上で運行している2番目の宇宙ステーションです。中国の宇宙ステーションは主に「天和」コアモジュール、「問天」実験モジュール、「夢天」実験モジュール、天地往復輸送システム、貨物輸送システムで構成されています。宇宙ステーションの軌道高度は400~450キロ、軌道傾斜角は42~43度で、設計寿命は10年以上です。総重量は180トンで、三つのドッキングポートを備えており、有人宇宙船、貨物宇宙船、その他の来訪機のドッキングと停泊をサポートします。定格乗員は3人で、クルー交代時の短期的な定員は6人です。
今回の中国とパキスタン両国の有人宇宙飛行分野での協力はパキスタンの宇宙飛行士に貴重な機会を提供するだけでなく、より多くの発展途上国が国際有人宇宙飛行協力に参加するための見本を提供しています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News