ナップがスコア「59」 米ツアー史上15人目の快挙
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【2月28日 AFP】男子ゴルフ米国ツアー、コグニザント・クラシックは27日、米フロリダ州パームビーチガーデンズのPGAナショナル(パー71)で開幕し、ジェイク・ナップ(米国)が「59」の見事なスコアで首位発進し、「60」を切る史上15人目の快挙を達成した。
ナップは2.7メートルのバーディーパットを沈めた1番から5連続バーディーを決めると、9番でも一つスコアを伸ばし、前半を「29」で折り返した。バックナインでも最初の6ホールで5バーディーを奪う猛チャージを見せて「59」でホールアウトするチャンスをつかむと、パー5の18番では2打でグリーンをとらえて2パットに成功し、見事に「60」を切った。
最後のホールをバーディーとすれば「59」に到達することが分かっていたものの、それを意識しないようにしていたといい、「あまり考えすぎると自分に余計なプレッシャーをかけてしまう」とし、あと1~2打を失う覚悟もしていたことを認めた。
その一方で、「今夜は58とか57、56まで行けたはずだったとも考えている」「59でも最高だけど、常に技術的にもっと上を目指せる」とも語った。
米ツアーの最少スコアは、2016年のトラベラーズ選手権でジム・フューリック(米国)が記録した「58」となっている。
見事なラウンドを披露したナップを4打差で追い掛ける2位タイグループには、元大会覇者のラッセル・ヘンリー(米国)をはじめ、ダニエル・ベルガー(米国)とサミ・ベリメキ(フィンランド)が並んでいる。(c)AFP