15日までに全人質解放しなければ「地獄の門開け」 イスラエル極右閣僚
発信地:エルサレム/中東・アフリカ
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中東・北アフリカ
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【2月12日 AFP】イスラエルの極右ベツァレル・スモトリッチ財務相は11日、イスラム組織ハマスが15日までにパレスチナ自治区ガザ地区で拘束している人質全員を解放しない場合、同組織に対して「地獄の門を開く」ようベンヤミン・ネタニヤフ首相に求めた。
スモトリッチ氏は書面でネタニヤフ氏に対し、「これ以上の段階的措置や駆け引きをやめて15日までに人質全員を解放しなければ、地獄の門を開くとハマスに明確に伝えるよう」求め、「つまり、電気も水も燃料も人道支援もなくなり、軍用機と火砲、戦車、勇敢な兵士たちから放たれる地獄の業火のみとなるということだ」と説明した。
さらに、「ガザの完全占領」も要求。
「(ドナルド・)トランプ米大統領の計画に沿ってガザから全住民を排除し、領土を奪い、そこに主権を及ぼす。これがわれわれの敵にとって痛い代償となるからだ」と続けた。(c)AFP