【1月27日 AFP】24NFLは26日、カンファレンス決勝が行われ、アメリカン・カンファレンス(AFC)ではカンザスシティ・チーフス、ナショナル・カンファレンス(NFC)ではフィラデルフィア・イーグルスがスーパーボウル進出を決めた。

チーフスはバッファロー・ビルズとの激戦に32-29で勝利し、史上初となるスーパーボウル3連覇にあと1勝と迫った。

QB同士の激しい争いとなった一戦で、チーフスは最終クオーターにQBパトリック・マホームズが10ヤードのタッチダウンランを決めると、さらに2ポイントコンバージョンも成功させて29-22と逆転に成功した。

ビルズも負けじとQBジョシュ・アレンがカーティス・サミュエルへの4ヤードのタッチダウンパスを通して同点に追いついたが、チーフスはハリソン・バッカーが35ヤードのフィールドゴール(FG)を決めて勝ち越すと、最後はディフェンスが相手の攻撃をしのいで逃げ切った。

チーフスはこれで、ここ5シーズンで4回、ビルズの1993年以来となるスーパーボウル進出の夢を阻んでおり、そのうち2回はカンファレンス決勝で勝利している。

一方、イーグルスはランで相手を圧倒し、ワシントン・コマンダーズに55-23で勝利した。

QBジェイレン・ハーツとRBセークワン・バークリーがそれぞれタッチダウンランを3本、新人RBのウィル・シプリーも1本を決めた。ハーツはタッチダウンパスも1本通し、チームは55点のカンファレンス決勝最多得点を記録した。

チーフスとイーグルスは2023年のスーパーボウルでも激突しており、敗れたイーグルスにとっては雪辱の機会となる。

第59回スーパーボウルは、2月9日にルイジアナ州ニューオーリンズで行われる。(c)AFP