【5月4日 Xinhua News】中国四川省成都市で開かれているバドミントンの国・地域別対抗戦「BWFトマス杯&ユーバー杯2024」は4月28日、2日目の試合を行った。日本の桃田賢斗はチェコとの団体戦で第3シングルスに出場し、ドミニク・コプリワを破った。

 桃田は大会前、日本代表を引退する考えを明らかにしていた。試合後のインタビューで「寂しいというより、こんなに応援される中で日本代表を引退できるのはすごく幸せだと感じた」と語った。

 トマス杯は桃田の夢の始まりの場と言える。2014年の大会に主力として日本チームの勝利に貢献し、初の団体戦優勝を果たした。10年後、トマス杯の会場が日本代表としての最後の場所になった。

 桃田は「今大会でも日本が勝つか負けるかの大事な場面で、僕が試合に出ることが多いと思う。強い気持ちを持って、チームのみんなを勝たせられるように頑張りたい」と話した。(c)Xinhua News/AFPBB News