【4月29日 AFP】自転車ロードレース、ツール・ド・ロマンディ(Tour de Romandie 2024)は28日、最終第5ステージ(ベルニエからベルニエ、150.8キロメートル)が行われ、イネオス・グレナディアーズ(Ineos Grenadiers)のカルロス・ロドリゲス(Carlos Rodriguez、スペイン)が総合優勝を飾った。

 昨年のツール・ド・フランス(2023 Tour de France)の山岳ステージで区間1勝を挙げ、初出場ながら総合5位に入って潜在能力を示した23歳のロドリゲスは、これがUCIワールドツアーのステージレース初優勝。前日の第4ステージで3位に入って総合首位に立つと、この日はエガン・ベルナル(Egan Bernal、コロンビア)らイネオスのチームメートに囲まれながら集団の中にとどまり、難なくトップを守った。

 総合では7秒差の2位にボーラ・ハンスグローエ(Bora Hansgrohe)のアレクサンドル・ウラソフ(Alexandre Vlasov、ロシア)、9秒差の3位に同じくボーラの新人フロリアン・リポビッツ(Florian Lipowitz、ドイツ)が入った。

 ステージはデカトロン・アージェードゥーゼル・ラモンディアル(Decathlon-AG2R La Mondiale)のドリアン・ゴドン(Dorian Godon、フランス)がスプリント勝負を制し、第1ステージに続く今大会2勝目を挙げた。(c)AFP