【4月23日 AFP】男子テニス元世界ランキング1位のラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)が、9月に独ベルリンで行われる欧州チームとワールドチームの対抗戦、レーバー・カップ(Laver Cup)に出場することが決まった。主催者が22日に発表した。

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 6月で38歳になるナダルは今シーズン限りでの引退を示唆しており、同大会が現役最後の舞台になる可能性がある。

 ナダルは2022年のレーバー・カップで引退したロジャー・フェデラー(Roger Federer)とダブルスを組んだ経緯もある。

 ナダルは股関節のけがで昨シーズンの大半を棒に振ると、1月のブリスベン国際(Brisbane International 2024)で復帰したが、股関節の問題が再発して全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2024)を欠場。3か月の離脱を経て12回の優勝を誇る前週のバルセロナ・オープン(Barcelona Open Banc Sabadell 2024)から戻ってきたが、2回戦で敗退している。

 9月20〜22日に行われるレーバー・カップでは、ナダルの他にカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)、ダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev、ロシア)、アレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)が欧州チームとして出場する。

 対するワールドチームは、これまでアレックス・デミノー(Alex De Minaur、オーストラリア)と米国のテイラー・フリッツ(Taylor Fritz)、トミー・ポール(Tommy Paul)の参加が決まっている。(c)AFP