【4月22日 AFP】23-24フランス・リーグ1は21日、第30節の試合が行われ、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)は4-1でオリンピック・リヨン(Olympique Lyon)に大勝し、リーグ優勝まであと一歩に迫った。

 ゴールはすべて前半に生まれ、PSGはオウンゴールとルーカス・ベラウド(Lucas Beraldo)のゴールで6分までに2点を先行すると、ゴンサロ・ラモス(Goncalo Ramos)が追加点。その後相手のエルネスト・ヌアマ(Ernest Nuamah)に1点を返されたが、ラモスが自身2点目を決め、キリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)を完全に休ませながら快勝を収めた。

 チームはこれで昨年9月を最後にリーグ戦負けなしとし、2位ASモナコ(AS Monaco)とは残り5節で勝ち点11ポイントの開きがある。PSGは、24日の次節ロリアン(FC Lorient)戦に勝利した上で、モナコがリール(Lille OSC)と引き分け以下なら、直近12シーズンで10度目の優勝が決まる。

 PSGのルイス・エンリケ(Luis Enrique)監督はアマゾンプライムビデオに対し、「この試合だけでなく、今週全体の結果に非常に満足している」とコメントした。

 4-1で勝利した欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2023-24)のFCバルセロナ(FC Barcelona)戦から、エムバペやウスマン・デンベレ(Ousmane Dembele)ら先発5人を入れ替えたことについては「バルセロナ戦の後だったから展開が読めなかったが、選手たちは極めてきちんとしていたと思う。非常に自信になるし、うれしい」と喜んだ。(c)AFP/Andy SCOTT