【4月21日 AFP】23-24ドイツ・ブンデスリーガ1部は20日、第30節の試合が行われ、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)はハリー・ケイン(Harry Kane)の今季リーグ戦33ゴール目とトーマス・ミュラー(Thomas Mueller)の2得点などでウニオン・ベルリン(1. FC Union Berlin)に5-1で勝利した。

 前節にバイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)の優勝が決まり、リーグ連覇が11で止まったバイエルンだが、ミッドウイークの欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2023-24)でアーセナル(Arsenal)を下し4強入りすると、この日も試合を支配し、決定力の高さを見せた。

 まずは29分にマティス・テル(Mathys Tel)のアシストからレオン・ゴレツカ(Leon Goretzka)が先制点を決めると、前半アディショナルタイムにケインが直接FKから追加点。これでケインは残り4試合でロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)が持つブンデスリーガのシーズン最多得点記録まで8ゴールとしている。後半にはミュラーの2得点とテルのゴールが生まれ、敵地で大勝を飾った。

 ウニオンも終了間際に1点を返したが、これで直近8試合でわずか1勝にとどまり、降格圏との差はわずか3ポイントとなっている。

 RBライプツィヒ(RB Leipzig)は2-1でハイデンハイム(1. FC Heidenheim)に勝利し、来季のチャンピオンズリーグ出場へ向けて4位をキープした。

 次節は4位を争うボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)との直接対決を迎える。ドルトムントは現在ライプツィヒと3ポイント差の暫定5位で、21日に王者レバークーゼンと激突する。4位までに入ればチャンピオンズリーグ出場が確定するが、ドイツ勢は今季の欧州カップ戦で好成績を残しているため、5位でも同大会に参戦できる可能性がある。(c)AFP