【4月21日 AFP】23-24イングランド・プレミアリーグは20日、第34節の試合が行われ、アーセナル(Arsenal)は2-0でウォルバーハンプトン・ワンダラーズ(Wolverhampton Wanderers)を下し、再び暫定首位に浮上した。

 前後半の終了間際にレアンドロ・トロサール(Leandro Trossard)とマルティン・ウーデゴール(Martin Odegaard)がそれぞれ得点し、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)の前に欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2023-24)で準々決勝敗退となったショックをはねのけた。

 これで1試合消化が少ない昨季王者マンチェスター・シティ(Manchester City)を抜き、1ポイント差の首位に立った。チームは0-2で敗れた前節のアストン・ビラ(Aston Villa)戦とバイエルン戦2試合で勝利から遠ざかり、完全に軌道から外れる危機的状況にあったが、見事に立ち直ってシティにプレッシャーをかけている。

 主将のウーデゴールも「大きな勝利だ」と喜び、「われわれにとってはつらい一週間で、タフな結果が続き、精神的にもかなり厳しかった。だが前に進み続けなくてはならなかった。きょうは立ち直って勝利することがすべてだった」と話し、まだ優勝争いは混戦だと付け加えた。

 3位リバプール(Liverpool FC)は21日にフラム(Fulham)と対戦し、勝てばアーセナルと勝ち点で並ぶ。(c)AFP