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【04月21日 KOREA WAVE】韓国国民の約6割が「自分の起業家精神は低い」と考えていることがわかった。特にこうした認識は20代で強かった。

先月27~30日、全国の満18歳以上の国民1000人を対象に実施した「起業家精神や経済教育に対する国民認識」調査によると、回答者の59.7%が「自分の起業家精神が低い」と答えた。「起業家精神が高い」と答えた割合は40.3%だった。

年代別でみると、60代以上は「自分の起業家精神が高い」と答えた比率が51.2%と高かった一方、40代と50代はそれぞれ32.1%、31.2%だった。就職準備生が多い20代は37.9%で平均値を下回った。30代は41.3%だった。

回答者たちは、韓国国民の起業家精神が低い原因として「失敗に対する恐れ」(28.1%)と「学校内外の起業家精神の教育不足」(26.3%)を主な原因として挙げた。

起業家精神について「教育を受けた経験がない」という回答は71.7%で、「教育経験がある」との回答(28.3%)を大きく上回った。「自分の経済知識の水準が低い」という回答も59.5%と高かった。

チョン・チョル韓国経済研究院長兼韓経協研究総括代表は、「変化する未来社会に対応する人材育成を目標に、起業家精神を含め経済教育の推進範囲を広げる必要性がある」と語った。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News