【4月20日 CGTN Japanese】中国は世界最大の携帯電話生産国かつ、最大の携帯電話販売市場の一つです。中国の今年1~2月のスマートフォンの生産量と出荷量はいずれも大幅に増加しました。

 データによると、2024年1~2月の中国のスマートフォン生産量は前年同期比31.3パーセント増の1億7200万台、携帯電話の累計出荷量は14.6パーセント増の4603万5000台となりました。携帯電話の新機種は前年同期比22.0パーセント増の50機種が発売されました。

 携帯電話を販売する店舗のデータによると、最近は新機種の発売が集中したことに伴い、今年に入ってから来店する客数は全体的に増加していることが分かりました。来店客の多くは、新機種の外観や機能を体験することを目的としています。これら新機種の主な製品の価格は6000~1万元(約13~21万円)に集中しています。

 中国信息通信研究院(CAICT)泰爾端末実験室(TTL)の朶灏副チーフエンジニアは、「中国国内の携帯電話メーカーはイノベーションに非常に積極的で、衛星直接接続技術は絶えず画期的な進歩を遂げており、折りたたみ式携帯電話が絶えず注目され、大規模モデルなどの人工知能技術を製品に導入するなどにより、中国の携帯電話コアデバイスのアップグレードとモデルチェンジが推進され、携帯電話産業とサプライチェーンの構造が再構築されるだろう」と述べました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News