ソウル市内のレストラン(c)NEWSIS
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【04月19日 KOREA WAVE】韓国の統計庁・国家統計ポータルによると、昨年ののり巻きの消費者物価指数が125.90に上昇した。2020年の価格を100とした場合、3年間で25%が上がったことを意味する。

のり巻きの値上げは庶民の懐を直撃している。ある会社員(30)は「最近、江南(カンナム)でツナのり巻きを5本買ったら2万5000ウォン(1ウォン=約0.11円)もした。1本1000ウォンの時代もあったが、物価が上がりすぎた」と話した。

粉食店の経営者らは天井知らずの価格上昇にため息をつく。店を出して30年になる経営者(67)は「これでも2年前に500ウォンずつ引き上げたのが最後だ。近所の人が多いので物価が上がったからといって簡単に上げることはできない」と嘆いた。

昨年までこの経営者が購入していた高級のりは100枚8000ウォンから9000ウォン台だったが、今月に入って1万5000ウォンまで上がった。経営者は「今年は冷凍のり巻きの輸出が多くてのりを手に入れるのが難しかった。かまぼこなどの上にかけるのり粉も品切れで先週初めから買えていない」と吐露した。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News