【4月20日 Xinhua News】中国の国有鉄道会社、中国国家鉄路集団はこのほど、第1四半期(1~3月)の全国の鉄道利用客数が前年同期比28・5%増の延べ10億1400万人、1日平均で1114万7千人となり、平穏かつ秩序ある運輸の安全が保たれたと発表した。

 旅客輸送部の担当者によると、同社は1~3月の中国経済が安定の中で上向く基調を維持し、人の移動が加速するという状況に適応し、複数の旅客輸送に関する指標で過去最高を記録した。統計によると、1~3月の1日当たり旅客列車運行本数は15・5%増の1万486本となったほか、1月26日から40日間の日程で実施された春節(旧正月)の特別輸送態勢「春運」期間中の鉄道利用客数は延べ4億8千万人で過去最高を更新した。

 第2四半期(4~6月)に入ってから鉄道の利用客数は安定を維持しており、労働節(メーデー)連休(5月1~5日)と端午節連休(6月8~10日)にピークを迎えるとみられる。(c)Xinhua News/AFPBB News