【4月19日 Xinhua News】中国吉林省文化・観光庁はこのほど、2023~24年のスノーシーズンに同省が受け入れた国内観光客(速報値)が前年同期比2・2倍の延べ1億2500万人、国内観光客による観光収入が2・4倍の2419億元(1元=約21円)となり、ともに過去最高を更新したと明らかにした。

 同省が重点モニタリング対象とするスキーリゾート9カ所を訪れたスキー客は前年同期比47・9%増の405万人、スキー客の受け入れによる収入は37・1%増の16億4700万元だった。省内のスキー場の観光客受け入れ数は1日あたり最大15万人と25・0%増えたほか、氷雪遊園地は158カ所と68・0%増加した。

 同省は「氷雪消費クーポン」を省から3500万元分、各市(自治州)から3638万元分発行した。オンライン旅行会社(OTA)大手の携程集団(トリップドットコムグループ)によると、2023~24年スノーシーズンにおける吉林のホテル宿泊業務の売上高は前年同期比89・1%増、航空券手配業務は73・2%増、リゾート手配業務は3・7倍、入場チケット手配業務は81・5%増となった。 (c)Xinhua News/AFPBB News