【4月19日 CNS】最近、四川省(Sichuan)成都市(Chengdu)龍泉驛区(Longquanyi)の創作工房では、何人かの若い画家たちが「細かい作業」に忙しく手を動かしている。彼らが手持ちのエアブラシで糊付けしたり、ペンで着色したり、金箔貼りに集中したり......彼らは伝統工芸を使っている。バイクのヘルメットに描かれる精緻な模様は、伝統工芸の技を駆使して手作業で描かれている。

 同工房は主にボディやアクセサリーのカスタムペイントを手がけており、日々のデザインでは、顧客のニーズに応じて、金箔押し、点翠、刻紅、百宝象嵌などの伝統工芸をさまざまな角度から製品に施し、中国スタイルを取り入れているという。全ての作品は特別にカスタマイズされている。それぞれの作品は、鮮やかなイメージと美しいディテールによって表現される。アイデアから完成品まで、ひとつの作品に3、4人のチームメンバーの総力を結集し、創造性、デザイン、塗装、吹き付け......ひとつの塗装に数十もの作業手順を要し、最終完成までに1年以上かかる作品もある。(c)CNS/JCM/AFPBB News