【4月18日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2023-24)は17日、準々決勝第2戦が行われ、レアル・マドリード(Real Madrid、スペイン)は2戦合計4‐4で迎えたPK戦でマンチェスター・シティ(Manchester City、イングランド)を4‐3で下し、リベンジを果たして準決勝進出を決めた。

 レアルは12分にロドリゴ(Rodrygo Silva de Goes)が先制点を決めるも、シティはケビン・デ・ブルイネ(Kevin de Bruyne)のゴールで76分に追いつき、この日のスコアを1‐1として、2戦合計でもタイとなった。

 迎えたPK戦では、レアルのGKアンドリー・ルニン(Andriy Lunin)がベルナルド・シウバ(Bernardo Silva)とマテオ・コバチッチ(Mateo Kovacic)のキックをストップし、シティの連覇への挑戦は終わりを迎えた。

 2018年からチャンピオンズリーグのホーム戦では無敗だったシティは34本のシュートを放ったものの、通算14回の欧州王座を獲得しているレアルは勇敢な守備を見せてこれを防ぎ切り、昨年大会の準決勝で敗れた雪辱を果たした。

 レアルのジュード・ベリンガム(Jude Bellingham)は「とても苦しい。シティに上回られるとほとんどのチームは崩壊するだろうが、僕らは本当によく持ちこたえた。きょうは結局のところメンタルだった」と振り返った。

 一方でシティのジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督は「マドリードにおめでとうと言いたい。最後まで抵抗して守る力は素晴らしいものだった。後悔はない。常に(相手よりも)クリエイトし、失点を抑えようと努力し、すべてをやり切った」と振り返った。

 レアルは準決勝で、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich、ドイツ)と対戦する。(c)AFP