【4月14日 AFP】ロードレース世界選手権、第3戦米国GPは14日、MotoGPクラス決勝が行われ、アプリリア(Aprilia)のマーベリック・ビニャーレス(Maverick Vinales、スペイン)が優勝を果たした。

 ポールポジションから出たビニャーレスは、スタートで出遅れ11位まで後退したが、そこから巻き返して勝利した。これでスズキ(Suzuki)、ヤマハ(Yamaha)、そしてアプリリアでも優勝を経験したことになり、異なる3メーカーでMotoGP勝利を記録した初の選手となった。

 レッドブル・ガスガス・テック3(Red Bull Gasgas-Tech3)の新人ペドロ・アコスタ(Pedro Acosta、スペイン)が2位、ドゥカティ・レノボ・チーム(Ducati Lenovo Team)のエネア・バスティアニーニ(Enea Bastianini、イタリア)が3位に入った。

 残り10周の場面では、グレシーニ(Gresini Racing MotoGP)のマルク・マルケス(Marc Marquez、スペイン)が首位に躍り出た直後に転倒するドラマもあった。勝てば米国GP8勝目、さらにグレシーニ加入後初優勝となるはずだったが、チャンスを生かせなかった。

 プラマック・レーシング(Pramac Racing)のホルヘ・マルティン(Jorge Martin、スペイン)が4位に入り、総合首位を維持した。バスティアニーニが80ポイントのマルティンと21ポイント差の同2位につけている。(c)AFP