【4月15日 AFP】陸上、男子円盤投げのミコラス・アレクナ(Mykolas Alekna、リトアニア)が14日、米オクラホマ州で開催された投てきの競技会で74メートル35を投げ、38年ぶりとなる世界新記録を樹立した。

 第18回世界陸上オレゴン大会(World Athletics Championships Oregon 22)で銀メダル、第19回世界陸上ブダペスト大会(World Athletics Championships Budapest 2023)で銅メダルを獲得している21歳のアレクナは、5投目の試技で陸上男子最古となっていた記録を破った。

 これまでの世界記録は、1986年6月6日に旧東ドイツのユルゲン・シュルト(Jurgen Schult)が記録した74メートル08だった。

 アレクナは、2000年のシドニー五輪、04年のアテネ五輪の同種目で金メダルを獲得したウィルギリウス・アレクナ(Virgilijus Alekna)を父に持つ。(c)AFP