仁川市庁で開かれた2024仁川公企業・優秀企業青年就職説明会(c)NEWSIS
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【04月15日 KOREA WAVE】韓国で先月の就業者数が1年前より17万2000人増にとどまり、37カ月ぶりに最小増加幅を記録した。輸出好調で製造業就業者は増加傾向を続けたが、青年層の就業者は17カ月連続減少傾向を続けた。

統計庁が12日発表した「2024年3月雇用動向」によると、先月の就業者数は2839万6000人で1年前より17万3000人増えた。今年1~2月の2カ月連続で30万人台の増加を記録した後、増加幅が10万人台に減ったのだ。

就業者数は昨年8月(26万8000人)から9月(30万9000人)、10月(34万6000人)まで増加幅が大きくなったが、11月(27万7000人)は縮小した。昨年12月(28万5000人)の増加幅を拡大し、今年1月~2月に30万人台の増加を続けている。

年齢別に見ると、60歳以上から23万3000人増加した。高齢層の雇用のうち、65歳以上では22万8000人、70歳以上は13万3000人、75歳以上は6万9000人が増えた。30代と50代でもそれぞれ9万1000人、5万9000人の就業者が増えた。

20代と40代の就業者はそれぞれ9万7000人、7万9000人減った。青年層である15~29才の就業者も前年より13万1000人減少し、17カ月連続で後退した。下落幅は8カ月ぶりに最大だった。ただし雇用率は46.0%で前年より0.5ポイント上がった。

業種別では製造業分野の就業者数が4万9000人(1.1%)増えた451万2000人を記録した。金融や保険業で3万2000人(-4.0%)減り、農林漁業分野でも5万人(-3.5%)減少した。農林漁業は、2017年3月の5万6000人の減少以後、最大の減少幅だ。

(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News