【4月14日 AFP】23-24ドイツ・ブンデスリーガ1部は13日、第29節の試合が行われ、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は2-0でケルン(1. FC Cologne)を下し、首位バイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)の優勝決定は少なくとも翌日まで持ち越しとなった。

 ラファエル・ゲレイロ(Raphael Guerreiro)とトーマス・ミュラー(Thomas Mueller)のゴールで2位バイエルンが勝利したことで、13ポイント差をつけて首位を走るレバークーゼンが初のリーグ制覇を決めるには、14日のヴェルダー・ブレーメン(Werder Bremen)戦での勝利が必要になった。

 アーセナル(Arsenal)と対戦する欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2023-24)準々決勝第2戦に向けて7人を入れ替えたバイエルンは前半、ハリー・ケイン(Harry Kane)とマティス・テル(Mathys Tel)のシュートが枠に嫌われた。

 それでも65分、左サイドバックで起用されたゲレイロのカーブをかけたシュートが決まって均衡を破ると、アディショナルタイム3分にはミュラーが勝利を決定づける追加点を挙げた。しかし、後半立ち上がりにはキングスレイ・コマン(Kingsley Coman)が負傷退場してアーセナル戦出場に暗雲が立ち込めており、代償を伴う白星となった。

 VfBシュツットガルト(VfB Stuttgart)は3-0でフランクフルト(Eintracht Frankfurt)に快勝し、バイエルンと勝ち点63で並ぶ3位をキープ。2009-10シーズン以来となるチャンピオンズリーグ出場権獲得に向けて順調に進んでいる。

 チャンピオンズリーグ出場権の最後の枠となる4位を争うRBライプツィヒ(RB Leipzig)とボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)はともに勝利し、今月末の直接対決を控えて勝ち点56で並んでいる。

 得失点差で4位につけるライプツィヒは3-0でVfLボルフスブルク(VfL Wolfsburg)に快勝。5位のドルトムントは、55分にカリム・アデイェミ(Karim Adeyemi)が2枚目のイエローカードを受けて退場処分になりながらも、2-1でボルシア・メンヘングラッドバッハ(Borussia Moenchengladbach)を振り切った。(c)AFP