【4月14日 AFP】23-24イングランド・プレミアリーグは13日、第33節の試合が行われ、マンチェスター・シティ(Manchester City)は5-1でルートン・タウン(Luton Town)に大勝し、暫定首位に立った。ニューカッスル・ユナイテッド(Newcastle United)も4-0でトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)を下した。

 レアル・マドリード(Real Madrid)との欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2023-24)準々決勝2試合に挟まれた過酷なスケジュールの中で、下位ルートンというこれ以上ない対戦相手に恵まれたシティは、3-3の激戦になったレアルとのアウェーゲームから先発6人を変更した。

 それでも、アーリング・ブラウト・ハーランド(Erling Braut Haaland)のシュートが橋岡大樹(Daiki Hashioka)に当たって入るオウンゴールで開始2分に先行すると、そのままストレスのない午後を過ごすかに見えた中で、追加点は64分まで待たなくてはならなかったが、フリアン・アルバレス(Julian Alvarez)のクロスにマテオ・コバチッチ(Mateo Kovacic)が合わせて勝ち点3を確実にし、さらにハーランドのリーグ20点目となるPKでリードを広げた。

 その後、相手のロス・バークリー(Ross Barkley)に1点を返されたが、ジェレミー・ドク(Jeremy Doku)のゴールとヨシュコ・グヴァルディオル(Josko Gvardiol)のレアル戦に続く今週2点目で突き放し、アーセナル(Arsenal)とリバプール(Liverpool FC)と勝ち点2差の暫定首位に浮上した。

 リバプールは14日にホームでクリスタルパレス(Crystal Palace)と対戦し、ヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2023-24)でのアタランタ(Atalanta)戦完敗からの立て直しを目指す。アーセナルは同日、トッテナムが大敗したため戦わずして4位に返り咲いたアストン・ビラ(Aston Villa)を迎え撃つ。

 ニューカッスルはアレクサンデル・イサク(Alexander Isak)が2得点、アンソニー・ゴードン(Anthony Gordon)とファビアン・シェアー(Fabian Schar)がそれぞれ1点を決めて6位に順位を上げ、来季のチャンピオンズリーグ出場へわずかな望みをつないだ。

 マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)は2-2でボーンマス(AFC Bournemouth)と引き分けて7位に転落した。ドミニク・ソランケ(Dominic Solanke)とユスティン・クライフェルト(Justin Kluivert)のゴールでそれぞれ先行を許し、そのたびにブルーノ・ミゲル・フェルナンデス(Bruno Miguel Fernandes)のゴールで追いついて勝ち点1を拾った。(c)AFP/Kieran CANNING