【4月13日 AFP】男子ゴルフのメジャー第1戦、第88回マスターズ・トーナメント(The Masters Tournament 2024)は12日、米ジョージア州オーガスタ(Augusta)のオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ(Augusta National Golf Club、パー72)で2日目が行われ、世界ランキング1位のスコッティ・シェフラー(Scottie Scheffler)を筆頭に、ブライソン・デシャンボー(Bryson DeChambeau)、マックス・ホーマ(Max Homa)の米国勢3人が通算6アンダーで首位に並んだ。

 この日は強風のコンディションに世界のトップ選手が苦しめられたが、2022年大会王者のシェフラーはイーブンパーの「72」、メジャー初制覇を目指すホーマが「71」、2020年の全米オープン選手権(2020 US Open Championship)覇者であるデシャンボーが「73」のスコアを記録した。

 木が揺れるほどの強風が吹きすさぶ中、シェフラーは3バーディー3ボギーと出入りが激しいながらも後半は7ホールでパーをセーブ。ラウンド後には「本当に厳しいコンディションだった」と振り返りつつ、「今大会では、自分の戦い方と自分を争いの中に保てたことを誇りに思う。とにかくパーセーブを心かげた。それができて誇らしい」と語った。

 初出場20人のうちの1人で、ルーキーとしては1979年のファジー・ゼラー(Fuzzy Zoeller、米国)以来の優勝を目指すニコライ・ホイガード(Nikolai Hojgaard、デンマーク)は、上がりの2ホールで連続ボギーをたたきながらも通算4アンダーで単独4位につけている。

 一方、世界4位で昨年の全米オープンを制しているウィンダム・クラーク(Wyndham Clark、米国)、同6位のビクトル・ホブラン(Viktor Hovland、ノルウェー)、そしてメジャー3勝のジョーダン・スピース(Jordan Spieth、米国)はカットラインに届かず予選落ちとなった。(c)AFP/Jim SLATER