ソウル市内のシャネル売り場(c)MONEYTODAY
ソウル市内のシャネル売り場(c)MONEYTODAY

【04月12日 KOREA WAVE】韓国でブランド品の消費心理が蘇り、百貨店だけでなく中古ブランド品プラットフォームの売り上げが増えている。アクセサリーや衣類、子ども服まで、ブランド品のカテゴリーと年齢も次第に広がっている。

3つの主要百貨店(新世界・現代・ロッテ)の1、2月のブランド品売り上げは、前年同期比で10%前後増加したという。年明けからブランド品への消費心理が少しずつ高まり、外国人の需要も増えた。

ブランド品の需要増加は、百貨店だけでなく中古ブランド品プラットフォームの取引額からも確認できる。国内オン・オフラインで中古ブランド品プラットフォームを運営する「GUGUS」の第1四半期の取引額(購買確定基準)は、1年前と比べて16%成長し、624億ウォンに達した。エルメス、ロレックス、ルイ・ヴィトン、シャネルなどハイエンドブランドの売り上げが増えた。

特にエルメスの場合、「バーキン」など、特定製品は既存購買実績なしには購買できず、中古プラットフォームを訪れる人が増える傾向にある。ハンドバッグだけでなく、最近はフォームを通じて衣類やネックレス、指輪などのアクセサリーを求める人も増えた。

最近は、キッズのブランド品市場も浮上している。背景には、少子化基調で一人の子どもを王様のように育てる「ゴールドキッズ」現象がある。各百貨店も幼児向けの専門館に、ブランド品の品ぞろえを強化している。

新世界百貨店は、江南店とセンタムシティ店を中心に2~3月に、ブランド品キッズラインを強化した。モンクレール・アンパンとバーバリー・チルドレン、ベビー・ディオール、フェンディ・キッズなどだ。GUGUS内でも幼児向けダウンジャケットやジャケットなど上着を中心に取引が増加している。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News