【4月12日 AFP】サッカーブラジル代表のネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)がリオデジャネイロ(Rio de Janeiro)郊外の邸宅に環境許可を得ずに人工湖を造ったとされる件で、同国の裁判所が同選手に科されていた罰金1600万レアル(約4億8000万円)を差し止めた。

 AFPが入手した8日付の裁定文で、判事はリオデジャネイロ州環境局(INEA)からの調査報告書を引用し、「このような活動については、何の(環境)許可も必要ないことが確認された。従って申し立てられている違反」は存在しないとの判断を下した。

 リオデジャネイロ市から130キロの郊外にあるマンガラチバ(Mangaratiba)市の当局は、「ネイマールが所有する別荘の人工湖建設に関し、さまざまな環境条例違反がある」として、合計4件に上る総額1600万レアルの罰金を科していた。

 ブラジルメディアによると、2016年にネイマールが同地に購入したこの高級別荘には、ヘリポートやスパ、ジムなどの設備がそろっていると伝えられている。(c)AFP