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【04月11日 KOREA WAVE】韓国中央選挙管理委員会が10日投開票の総選挙で投票所内に長ネギの持ち込みを禁じたことを受けて、一部有権者が「ディオール」と書いた紙袋を持って投票所に現れた。どういうことなのか――。

ユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領がスーパーを視察した際に割引セール価格で1束875ウォン(約98円)の長ネギを見て「合理的な価格だ」と言ったことで「大統領は物価を知らない」と攻撃材料になり、長ネギ持ち込み禁止措置に至ったのは既報の通り。

ここで更に反撃として出てきたのが、ユン大統領の妻キム・ゴニ(金建希)氏が昨年、ディオールの高級バッグを受け取っていた「わいろ騒動」だ。

Xに6日、「長ネギは持ち込めないが、ディオールのバックは持ち込める」という書き込みがあり、野党支持者とみられる女性が青い文字で「ディオール」と書かれた紙袋を持って投票所にいる写真が掲載された。同日のフェイスブックにも「Dior」と書かれた紙袋を持っている有権者の写真が掲載された。

選挙戦の最終盤、野党「共に民主党」のイ・ジェミョン共同常任選挙対策委員長兼代表は「投票所にディオールのバックも持ち込めないようにすべきではないのか」と批判していた。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News