【4月11日 AFP】男子ゴルフのメジャー第1戦、第88回マスターズ・トーナメント(The Masters Tournament 2024)開幕を翌日に控えた10日、米ジョージア州オーガスタのオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ(Augusta National Golf Club)で恒例のパー3コンテストが行われ、リッキー・ファウラー(Rickie Fowler、米国)が優勝を果たした。

 1960年の初開催以来、パー3コンテストを制した選手は同年のマスターズで優勝したことがなく、今年はファウラーがその呪いにかかることになった。

 ファウラーは9ホールで争うパー3コンテストで5アンダー「22」を記録し、J・T・ポストン(J.T. Poston、米国)、ヨゼフ・シュトラカ(Sepp Straka、オーストリア)、ルーキーのサンティアゴ・デラフエンテ(Santiago de la Fuente、メキシコ)を2打差で抑えた。

 妻のアリソンさんと2歳の娘マヤちゃんを伴ってイベントを楽しんだファウラーは「最高のスタートが切れた」と喜び、「パー3コンテストは特別。マスターズの伝統であり、家族と一緒にコースに出て時間を過ごすことができる」とコメント。マスターズ出場は20年以来で、過去には他の選手の子どもが参加するのを見たことはあったが、自身の家族と一緒に出るのは初めてだったと明かし、「一生大切にする」と話した。(c)AFP/Jim SLATER