【4月10日 AFP】イタリア北部ボローニャ(Bologna)の水力発電所で9日、爆発があり、少なくとも4人が死亡した。地元当局者によるとこのほか3人が負傷、5人が行方不明となっている。

 現場はエネルギー会社、エネル・グリーン・パワー(Enel Green Power)が運営している、スビアナ(Suviana)湖畔の発電所で、爆発は昼すぎに起きた。

 消防が公開した写真には、発電所から煙が立ち上る様子が捉えられている。

 発電所近くの町カムニャーノ(Camugnano)のマルコ・マシナラ(Marco Masinara)町長は事故について、「コミュニティー全体」に影響が及ぶ「甚大な労働災害」だと語った。

 町長は「床が抜けたとみられ、地下8階部分に大量の水が流れ込んだため救助活動は難航している」と説明した。

 現時点で爆発原因に関する公式発表はない。(c)AFP