【4月9日 AFP】23-24イタリア・セリエAは8日、第31節の試合が行われ、首位インテル(Inter Milan)はダビデ・フラッテージ(Davide Frattesi)が終了間際に逆転ゴールを決めて2-1でウディネーゼ(Udinese)を下し、優勝へ一歩近づいた。

 前半終盤にウディネーゼのラザル・サマルジッチ(Lazar Samardzic)に先制点を許したインテルは、55分にハカン・チャルハノール(Hakan Calhanoglu)のPKで追いついたものの、そのまま試合を引き分けで終えるかに思われた。

 しかし、後半アディショナルタイム5分にフラッテージが決勝ゴールを押し込み、インテルは今季残り7試合となる中で2位ACミラン(AC Milan)との勝ち点差14を維持した。

 フラッテージは伊スカイ・スポーツに対し、「まだ優勝したとは思っていない。他の試合も残っているし、勝ちに行く必要がある。僕らのやるべきことに向けて本当に大きな勝利だ。すべての試合を4-0では勝てない。厳しい試合に勝つことが大切だ」とコメントした。

 この日の勝利によりインテルは、2週間後に行われるミランとのダービーマッチで、20回目のスクデット(リーグ優勝)が決定する可能性も出てきている。(c)AFP