【4月9日 AFP】男子ゴルフ、メジャー通算15勝を誇る48歳のタイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)は8日、第88回マスターズ・トーナメント(The Masters Tournament 2024)の練習ラウンドで好調のパフォーマンスを披露した。

 この日は全米各地で皆既日食が見られたが、米ジョージア州オーガスタ(Augusta)のオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ(Augusta National Golf Club)では、トップ選手たちの輝きが陰ることはなかった。

 昨年4月の足首の手術から復帰を果たしているウッズは午前中、自身26回目のマスターズ出場に向けて、ウィル・ザラトリス(Will Zalatoris、米国)と新キャディーのランス・ベネット(Lance Bennett)氏とともにバックナインで練習ラウンドに臨んだ。

 2021年の自動車事故で足に深刻なけがを負い、現在も歩行に問題を抱えている中で、今大会ではフレッド・カプルス(Fred Couples、米国)、ゲーリー・プレーヤー(Gary Player、南アフリカ)と並んでいる23回連続予選通過の最多記録更新を目指す。

 ザラトリスによると、この日のウッズは「最高のプレーをしていた」といい、「ドライバーも何度か自分を上回っていた。絶好調だったよ。精一杯に動いていた」「これまでいろいろあった中で、彼のスイングの良さにすごく驚いている」と振り返った。(c)AFP/Jim SLATER