【4月7日 AFP】23-24フランス・リーグ1は6日、第28節の試合が行われ、控え主体のメンバーを送り出したパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)は1-1で最下位クレルモン・フット・オーヴェルニュ63(Clermont Foot Auvergne 63)と引き分けた。

 欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2023-24)準々決勝のFCバルセロナ(FC Barcelona)戦を10日に控えるPSGは、3日に行われたレンヌ(Stade Rennes FC)とのフランス杯(French Cup 2023-24)準決勝から先発全員を入れ替えた。

 その中で前半、相手のハビブ・ケイタ(Habib Keita)に先制ゴールを許したが、ゴンサロ・ラモス(Goncalo Ramos)が交代で投入されていたキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)とのワンツーから今季公式戦11ゴール目を決め、昨年11月から続く公式戦無敗を27試合に伸ばした。

 クレルモンとの対戦はこれで今季2試合とも引き分けで、ここ12年で10回目の優勝へ向けてややスローダウンしたが、2位スタッド・ブレスト(Stade Brestois 29)との勝ち点差は暫定で13ポイントある。ブレストは7日のメッス(FC Metz)戦に勝利すれば10差に縮められるが、今節を終えれば残りは6試合で、PSGは21日の次節オリンピック・リヨン(Olympique Lyon)戦で優勝が決まる可能性もある。

 対するクレルモンは勇敢なプレーを見せたが、残留圏内である15位との勝ち点差は7ポイント残っている。(c)AFP/Andy SCOTT