【4月7日 AFP】米メジャーリーグサッカー(MLS)は6日、各地で試合が行われ、インテル・マイアミ(Inter Miami)は途中出場のリオネル・メッシ(Lionel Messi)が得点を挙げたものの、2-2でコロラド・ラピッズ(Colorado Rapids)と引き分けた。

 ハムストリングを痛めて約1か月戦列を離れ、4試合を欠場していたメッシだが、この日はベンチ入り。ヘラルド・マルティーノ(Gerardo Martino)監督は、モンテレイ(CF Monterrey、メキシコ)とのCONCACAFチャンピオンズカップ(2024 CONCACAF Champions Cup)準々決勝第2戦を10日に控え、メッシのFCバルセロナ(FC Barcelona)時代のチームメートであるルイス・スアレス(Luis Suarez)やセルヒオ・ブスケッツ(Sergio Busquets)、ジョルディ・アルバ(Jordi Alba)も先発から外すなどメンバーを大幅に入れ替えた。

 PKからコロラドの先制点を許したマイアミだったが、後半から投入されたメッシがすぐさまインパクトを残し、58分に同点弾を決めると、60分にはメッシのパスを受けたダビド・ルイス(David Ruiz)のクロスから、デビュー戦のレオナルド・アフォンソ(Leonardo Afonso)が逆転弾を決めた。

 その後メッシは元マンチェスター・シティ(Manchester City)のGKザック・ステッフェン(Zack Steffen)にシュートを阻まれるなど得点を奪えずにいると、チームは88分にコロラドのコール・バセット(Cole Bassett)に同点弾を許してその代償を支払うことになった。

 マイアミは勝ち点2を取りこぼしたものの、マルティーノ監督は敵地でのモンテレイ戦を前にメッシの復帰を励みにしている。

「レオ(メッシ)のプレーは彼にとってはいつものことで、チームやチームメート、ファンを刺激した。一番重要なのは彼が快適で、気分も良く、リラックスしていると感じることだ。特にけがの部分ではモンテレイでの第2戦に向けて、彼はより自信がもてるだろう」 (c)AFP