【4月4日 AFP】カメルーンサッカー連盟(FECAFOOT)は3日、ベルギー人指揮官のマルク・ブリス(Marc Brys)氏を代表チームの新監督に起用するという同国スポーツ省による「一方的」な決定を批判した。

 61歳のブリス新監督は、今年初めに開催されたアフリカネーションズカップ(Africa Cup of Nations 2023)の決勝トーナメント1回戦でチームが敗退した後、契約が更新されなかったリゴベル・ソング(Rigobert Song)前監督の後任に就く。

 連盟はフェイスブックに投稿した声明で「すべてのカメルーン国民と同時に、男子A代表チームにおける責任ある地位の任命を知った」と発表。代表チームの組織に関する大統領令に反するこの動きに「大きな驚き」を表明した。

 FECAFOOTは「この残念な状況に光を当てよう」と努めているとしたものの、AFPの取材に対してそれ以上の詳細を明かしていない。

 国際サッカー連盟(FIFA)は、国家レベルでのスポーツマネジメントにおける政府の介入を認めていない。(c)AFP