【4月3日 Xinhua News】中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)が3月29日に発表した2023年12月期決算は、売上高が前年比9・6%増の7042億元(1元=約21円)、純利益が2・4倍の870億元だった。

 事業部別の売上高は情報通信技術(ICT)インフラが2・3%増の3620億元、端末が17・3%増の2515億元、クラウドサービスが21・9%増の553億元、デジタルパワーが3・5%増の526億元、スマートカーソリューションが2・3倍の47億元となった。

 同社は毎年、売上高の10・0%以上を研究開発に投じている。23年の研究開発費は売上高の23・4%に相当する1647億元で、直近10年の累計は1兆1100億元を超えた。

 研究開発者数は23年12月31日時点で約11万4千人に上り、従業員全体の55・0%を占めた。

 23年もクラウドサービスの「華為雲(ファーウェイ・クラウド)」はイノベーションを続け、海外事業は急成長を維持した。23年12月末時点で世界170カ国・地域の顧客にサービスを提供している。(c)Xinhua News/AFPBB News