【4月3日 AFP】北朝鮮の国営朝鮮中央通信(KCNA)は3日、前日に日本海(Sea of Japan)に向けて固形燃料式の新型中距離極超音速ミサイルの発射実験を行ったと伝えた。金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong un)朝鮮労働党総書記が立ち会った実験は成功したとしている。

 KCNAが公開した動画や写真には、発射台に運ばれるミサイルや、煙の尾を引くミサイルを見る金氏らの姿が捉えられていた。

 発射実験の成功を受けて金氏は、北朝鮮が「戦略的攻撃兵器をを新たに開発した」と述べた。

 KCNAは、「発射台を訪問した金氏は、極超音速滑空体の弾頭を搭載した新型中距離固形燃料式弾道ミサイル火星砲16B(Hwasongpho-16B)を視察した」と伝えた。

 映像は国営朝鮮中央テレビ(KCTV)の放送内容の一部。(c)AFP