【4月3日 AFP】サッカードイツカップ(German Cup 2023-24)は2日、準決勝が行われ、2部カイザースラウテルン(1.FC Kaiserslautern)が2-0で3部ザールブリュッケン(FC Saarbruecken)を下し、1部以外のクラブとしては2010-11シーズン以来となる決勝進出を決めた。

 カイザースラウテルンは53分、マルロン・リッター(Marlon Ritter)のヘディングシュートがGKの股の間を抜けて先制すると、75分には1点目をアシストしていたアルマミ・トゥーレ(Almamy Toure)が味方のFKに頭で合わせて勝利を決定づけた。

 2部クラブの決勝進出は、2011年のデュイスブルク(MSV Duisburg)以来13年ぶり。5月25日の決勝では、今季無敗のバイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)かフォルトゥナ・デュッセルドルフ(Fortuna Dusseldorf 1895)と3回目の優勝を懸けて争う。

 一方のザールブリュッケンは、ここまで1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)とフランクフルト(Eintracht Frankfurt)、ボルシア・メンヘングラッドバッハ(Borussia Moenchengladbach)を破って勝ち上がってきており、3部クラブ初の大会制覇を目指したが、GKのミスが響いて古豪カイザースラウテルンに屈した。(c)AFP