【4月2日 CGTN Japanese】中国の「第14次五カ年計画・2035年長期目標綱要」によりますと、第14次五カ年計画期間(2021-2025)には、9か所の大型クリーンエネルギー地区が建設されます。クリーン電力エネルギーには主に水力発電、風力発電、太陽光発電などの発電方式が含まれます。

 この9か所のクリーンエネルギー地区は、ほぼすべてが中国西部地域に位置しています。これらの地域は乾燥・半乾燥地帯で、晴天日が多く、日照量が豊富で、太陽エネルギーだけでなく、風力エネルギー資源も豊富です。中でも黄河上流クリーンエネルギー地区は現地の河川の落差が大きく、水エネルギー資源が豊富で、電力エネルギーの構成を見ると、主に水力・風力・太陽光発電となっています。

 国家エネルギー局はこのほど、「2024年エネルギー業務に関する指導意見」の通知を発表し、「風力発電・太陽光発電の良好な発展態勢を強化・拡大し、水力発電・原子力発電の開発・建設を着実に推進し、グリーン・低炭素モデルへの転換政策体系を持続的に整備する」とし、風力・太陽光・水力エネルギーなどの資源を持続可能な形で開発・利用し、クリーンエネルギーの建設を加速させるよう各地に向け提案しています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News