【4月1日 AFP】米大リーグ機構(MLB)は31日、ニューヨーク・メッツ(New York Mets)のヨハン・ラミレス(Yohan Ramirez)投手に3試合の出場停止を科すと発表した。

 右腕のラミレスは3月30日に行われたミルウォーキー・ブルワーズ(Milwaukee Brewers)戦の7回、故意に相手打者のリース・ホスキンス(Rhys Hoskins)を目がけた投球をしたとして処分を受け、金額非公開の罰金も科された。

 ラミレスは、この試合の3打席目まで1本塁打を含む3安打を放っていたホスキンスの背後に94マイル(約151キロ)の速球を投げ、退場を宣告された。ラミレス自身は試合後、意図的な投球ではなかったとコメントしている。

 ホスキンスは、3月29日に行われた両球団の開幕戦で二塁ベースに激しくスライディングした際、メッツの二塁手ジェフ・マクニール(Jeff McNeil)をスパイクした。これにより両ベンチは空になったが暴力沙汰は起きず、当該選手間で激しい言葉が交わされるという事態が起きていた。

 ラミレスは不服を申し立てており、手続き完了まで処分は保留されている。

 メッツのカルロス・メンドーサ(Carlos Mendoza)監督も1試合のベンチ入り禁止処分を科されており、31日のブルワーズ戦でこれを消化した。(c)AFP