【4月1日 AFP】23-24スペイン1部リーグは31日、第30節の試合が行われ、首位レアル・マドリード(Real Madrid)はロドリゴ(Rodrygo Silva de Goes)の2得点でアスレティック・ビルバオ(Athletic Bilbao)に2-0で勝利し、2位FCバルセロナ(FC Barcelona)との勝ち点8差を維持した。

 前日の試合で、バルセロナがラス・パルマス(UD Las Palmas)を下していた状況だったが、レアルは手堅い内容で勝利。ビニシウス・ジュニオール(Vinicius Junior)は出場停止だったが、ロドリゴが見事な2ゴールで違いを生み出した。次の試合は、4月9日に行われるマンチェスター・シティ(Manchester City)との欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2023-24)準々決勝第1戦となる。

 対する4位ビルバオは、4月6日に行われるマジョルカ(RCD Mallorca)との国王杯(Copa del Rey 2023-24)決勝をにらみ、守護神ウナイ・シモン(Unai Simon)や小さなけがを抱えている選手を休ませたが、これでアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)が4月1日のビジャレアル(Villarreal CF)戦に勝利すると、アトレティコに抜かれて5位に転落することになる。

 3位ジローナ(Girona FC)は終了間際のクリスティアン・ストゥアーニ(Cristhian Stuani)のゴールでレアル・ベティス(Real Betis)との熱戦を3-2で制し、来季の欧州チャンピオンズリーグ出場に前進している。

 この日はアルテム・ドブビク(Artem Dovbyk)のゴールで2回先行する展開ながら、いずれもミスで同点に追いつかれていたが、最後にストゥアーニの得点でベティスを振り切った。

 レアルと僅差の優勝争いを繰り広げていたところから、このところの急失速でレアルとは勝ち点10差、バルセロナとは同2差となっているが、ビルバオには同9差をつけている。(c)AFP/Rik Sharma