【4月1日 AFP】23-24イングランド・プレミアリーグは31日、第30節の試合が行われ、アーセナル(Arsenal)対マンチェスター・シティ(Manchester City)の試合は0-0の引き分けに終わった。これにより、同日勝利したリバプール(Liverpool FC)が首位に浮上した。

 ホームのシティはアーセナルの粘り強い守備を崩すことができず、注目の大一番は期待とは裏腹のスコアレスドロー。シティは2022年11月から続くホーム無敗を維持し、アーセナルはリーグ連勝が8試合で止まったが、エティハド・スタジアム(Etihad Stadium)でシティを2年ぶりの無得点に抑えたアーセナルの方にうれしい勝ち点1となった。

 ボール保持率で72パーセントと圧倒したシティだが、今季プレミア最少失点のアーセナルの守備を破れなかった。今季はまだトップ5のチームから勝利を挙げることができておらず、優勝争いに生き残るためには、3日の次節アストン・ビラ(Aston Villa)戦でその流れを断ち切る必要がある。

 一方、リバプールはブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(Brighton & Hove Albion FC)に2-1で勝利。残り9試合で、2位アーセナルと勝ち点2差、3位シティと同3差の首位に立った。

 開始85秒で相手のダニー・ウェルベック(Danny Welbeck)に先制点を許したリバプールだが、前半のうちにルイス・ディアス(Luis Diaz)のゴールで追いつくと、後半にモハメド・サラー(Mohamed Salah)が逆転ゴールを決め、貴重な勝利をつかんだ。(c)AFP/Kieran CANNING